みのむしのブログ

痩せるための記録

定峰200でブルベ童貞を捨てる


前置きがあって

初めてエントリーした BRM325 大洗200は雨予報でDNS

雨が半分くらい降ってたし200㎞初めてだから結果としてはしゃーないかなって思ってる。

そしてギリギリエントリーしたAJたまがわの定峰200。

ここからが初めてのブルベになる

 

BRM402 定峰200(2023)

前日の天気予報は曇りからちょい雨予報になる。少しDNSが頭をよぎる。

大洗用に準備していたのでさほど準備に時間もかからず早めに就寝。

0300起床、前日に買いこんだメシを食べつつ最終チェック。

移動中少し雨がパラついていたのでまたもやビビる。またDNSが頭をよぎる。

集合場所の兵庫島公園近くのコインパーキングへ。

路面は濡れているけど空と空気は何とかもちそうな感じ。

 

トランポからおろし移動、0500前少しに着いたと思う。結構人集まってる。

程なくして受付、ブルベカードを渡される(この時渡されたカードが0700発のものだったみたい、出発前に変えてもらえた)

ミーティング、直前に定峰峠が開通したのでそちらもOKとの事だったが、当然ルートが分からないので定峰迂回ルートですわ。

 

 

スタート―PC1

スタートはウェーブスタート(区切りをつけてドンドンスタート)みたい。カードを見るとウェーブ0。1発目のグループ。

車検を受け無事0600スタート、何人かのまとまりになって兵庫島公園をスタートしたのであった。

 

多摩川沿い(事前に多摩サイの走行は禁止とのこと)を東進、PC1を目指す。

必然的にトレインになっていくので『乗るしかない、このビッグウェーブに!!!』って殿で走行です。

帰りは逆ルートだったけど、この時追い風だったかもしれないしトレインで風が当たりにくく楽だったのかもしれないけど「200㎞このペースで走るんか?」って位のペースで延々東進。

多摩川沿いは桜の木がずーっと続いてる。散り始めの桜並木を見ながら行くと気分が少し良くなる。

前走者の方々が手信号出してくれるし滅茶苦茶ありがてえ…私も手信号覚えないと…なんて思いながら淡々と走行するのみ。

稲城ICよこから是政橋を横切りそのまま裏道から甲州街道へ。早朝なので車も少ないし適度に信号に止まれて休憩できるありがてえ。

途中「MAVIC」とか自転車パーツ名のあるお店あったけどこんなところで大丈夫か?って横目に見る(後で調べたらワイズロードだった)

そのまま東進してR16から福生の方へ行き今度は玉川上水沿いを走る。気持ち上りになってきたかな?って位で先行者の方々はモリモリ進む。

羽村の取水所なんて初めて来たよ。もうこんなところかって感じ。0600スタートは空いてて走りやすい。

東進が終わったら今度は北上、小作の街中を抜けてPC1のある青梅を目指す。

アンダーパスとかあるよね。ある。って独り言言いつつまだまだトレイン。信号で分解されるけどそのうちまとまるものだね。

 

程なくしてPC1ファミマ海田岩蔵街道店へ到着。0800着(44.6KM クローズ0915)貯金75分

ここ仕事で何回も利用したから感慨深いな。こんな所までチャリで来たんか。

予定だと0830着予定だったけど、0800には到着していたので貯金が75分。

この先峠が待ち構えていて貯金を切り崩すし、トラブル対応も考えられるのでありがたい。

入店すると、トイレが先着で並んでいるのでスルー。ビーフジャーキーとブラックサンダーを買って早々に離脱。

普段は捨ててしまうレシートだけど、ブルベでは命の次に大切なチェックシートなのでジップロックに入れて財布にブルベカードとともにしまう。

トイレはルート上の名栗ふれあい公園(パンプトラックがある)でしましょう。

 

 

PC1-PC2

ここからは単独走行、まずは一発目の峠「山王峠」を目指す。

道中アップダウンが続きガーミンのクライムプロが起動、Edge530買って半年、初めてクライムプロが起動して感動してしまった。

ギアを落としてシャカシャカ漕ぐ。大丈夫、まだまだ前半戦だ。シャカシャカ漕ぐ。

山王峠の稜線が確認できて無事終了。地味に長いし峠嫌い。自転車初めて半年、ロード買ってひと月でようやく“ヒルクライム”ってやつを始められたぜえ…なんてこの時は思っていたのでした…。

山王峠を抜けて埼玉・名栗方面へ。この辺りは何度も来たことがあるのでアップダウンの程度は分かっている筈だった…。ちょっとアップダウン激しすぎませんかね?ペースが分かるほど落ちる。兎に角漕いでればそのうち終わる。の精神で。

途中先ほどのファミマにいた朝練風のグループに抜かれる。3倍くらいの速度差。みんなマジではえーけどどうやったら上り早く走れるの?

ビーフジャーキーやら羊羹をもしゃもしゃ食べながら名栗を抜けていく。足を止めなければそのうちつくってそのうち…。

ターニップの看板が見えてようやく公園の駐車場に到着(0855)。ターニップの前は何度も通るけど一回も行った事が無いのよね。時間がある時にぜひ行ってみたい。

公園トイレで用を足してマグオンのバナナで補給。ここにつくまでのアップダウンでかなり汗かいてたから念のため。

ちょっと休憩してるうちに先ほどトレイン入らせてもらっていたスペシャの方もトイレで停車されて先に出て行った。はやい。

 

10分位休憩して出発。山伏峠を目指す。

山伏に差し掛かる辺りでクライムプロ起動。ちょっとテンション上がって写真撮ったりした。そう、この時はまだ心に余裕があった…。

前半戦で4~7%の斜度をクライムプロが示してる。これ位が続くなら上り切れる…。道中「山伏峠TT」なる看板を抜ける。レコードが11分位の表示、「まだ15分くらいはかかるのか…」なんてブツクサ言いつつペダルを回していたけど、まだこの時は余裕があったのだ…。

気づくと森の中だし斜度は瞬間で10%超えるしクネクネ道で先が見えて辛いし汗は滴り落ちるし辛い。

ただただペダルをクルクル廻して上るしかない修行みたいなブルベに出てしまった。ブルベ辛い。

汗は滴り落ちて目に入るしヒルクライムよくわからないし辛いしで下を向いたところに木の枝が直撃、メガネが吹っ飛んでしまい急停車。この日最初で最後の足つき。危ない、あと少しで踏みつぶしてDNFどころの騒ぎじゃなくなる所だった。予備メガネは必要かもしれない。

息を整えて頂上目指して漕ぐ、途中LOOKに乗った参加者が3倍速で上って行ってあっけにとられた。ヒルクライム早い人ってあんなペースで上るの…人間じゃないじゃん…。

1:1のギア比に助けられながらヒーヒー言いながら漕ぐ(っても時速にすると10㎞未満)。クネクネを見上げると絶望するけど他の参加者が見える!!追いついた!!もう折れてた心が少し繋がった。前走者をクルクル追いかけているうちに稜線が見える…ほかの参加者‥山伏峠の看板が見える…。

ヒーヒー「もう嫌だ」「山はもう嫌だ」なんてブツクサ言ってるうちに上り切った…。行程を見ると山伏峠で72㎞、まだ半分も行ってないけど峠は終わったんだ…なんて思っていた(少なくてもこの時は)

写真を撮っていざダウンヒル。ウィンドブレーカー着るの忘れたけど下りでも漕げば大丈夫でしょ。って

いつも(平地)とは違ってブレーキが長い。「ミャーン」とかパッドから聞こえる。あまり漕がなくてもすげー加速する。下り愉しい(笑)

ヒルクライムするってことは楽しいダウンヒルとセットなんだなー。ダウンヒルは楽しいなー。

上るのに1時間位かかっていたのに下るのは一瞬、10分も無かった。哀しい。

正丸トンネル入り口に到着。ここから秩父市街地を目指す。

またダウンヒル。楽しい!楽しい!

市街地に近づくにつれて車も増えるしアップダウンも増えるけど、アップダウンは先ほどに比べれば楽勝みたいなものですよ。ふはははーなんて思いながら通過。

 

PC2 セブンイレブン秩父上宮地店へ到着する。1015着(88.1KM クローズ1152)貯金約95分

ここでもビーフジャーキーとブラックサンダーと水を買う。トイレも空いていたので入る。

パンも買ったので休憩がてらもぐもぐ。

走ってるときは貯金気にして早く行きたかったけど、書いてる時点では貯金増えてたんだね。パンク一つで吹き飛ぶけど。

もぐもぐしたら足早に離脱。まだまだ走るからあまり休憩していられない。大休止位取らないと回復しないと考えてるので。

 

 

PC2-PC3

R140号を下り。RWGPSによれば下り基調。横にそれて県道82号を通る。トンネルを回避するために、長瀞岩畳のちょうど反対「長瀞自然のみち」を抜ける。

事前にグーグルマップで見てたけど路面が石畳でドコドコ振動が凄い。パリ~ルーベかな?感じの道をドコドコ。速度も出せないので左手を見ると岩畳を見下ろす感じですげえ絶景。カメラは持ってきてないしスマホは防水ポーチに入れっぱなしだったので写真は諦め(止まりたくもない)ので「そのうちまた来よう」スポットとして心にとどめて。

石畳が終われば順調にPC2へ向かい後は漕ぐだけ…と思ったらクライムプロ起動。名もなき峠にやられる。(後で調べたら金尾峠というみたいだった)

荒川の玉淀ダムを抜けてあと少しでPC3!ここから先は事前に調べた上りが始まる…。

無慈悲なクライムプロ起動音。ヒーヒー言いながらクリア。短いわりに結構上ってた気がする(小谷野田峠というみたい)

今度こそ下り基調でPC3「道の駅 和紙の里ひがしちちぶ」へ。

事前に東秩父村役場前の橋に覆工板があるとの事で注意との事だったけど当日は撤去済み。

無事通過。

道の駅の目の前でパトカー消防車救急車が集結。どうやら事故みたい…。先に進めればいいのだけど。

 

PC3 道の駅 和紙の里ひがしちちぶへ 1200着(120.9Km 通過チェック 参考クローズ1404)貯金約120分

PC3は通過チェック。レシートは農産物直売所でも可との事なので直売所へ。

何か持って帰れる訳でもないのでジュースを購入。

一服してゴミ箱探してうろうろしているうちにゲコタ君と遭遇!

父親とツーリングに来ているようだった。気を付けてね。

一服しているうちに事故処理も終わったしよかった。

 

PC3-PC4

ここからは青梅の市街地へ向けて下り基調。のはずだけど、埼玉―東京なので峠が一つある。

また峠…。

クライムプロがたまに起動して名もない峠を教えてくれる。

優しいね。でもクライムしたくないよ。

山が終われば飯能市街地、街中を抜けてしばし茶畑の中を走る。

茶畑って独特の匂いがあるのね。自転車じゃなかったら気づかなかった。

 

PC4 セブンイレブン青梅日立前店着 1418着(164.7km クローズ1700)貯金約162分

お腹が空いたのでボンゴレパスタをもぐもぐした。

この後これの油にやられるとは思いもせず…(しばらくしたら翌日まで胃がむかむかしてやれれて気持ち悪かった)

 

 

PC4-ゴール

気持ち下り基調でゴールに向かうのみ

市街地では渋滞峠が凄い。0600スタートでこれだから0700スタートの人たちはもっと食らってたんじゃないかな。

何だったら途中で歩道押し歩きするか。って位渋滞がひどかった。けど休憩時間にもなるし結構リフレッシュできた。と思う。

 

ゴール セブンイレブン狛江猪方3丁目店 1629着(202km クローズ1930)貯金約120分

順調に増やした貯金を渋滞峠で食いつぶした。

レシート貰って気持ち長めの休憩してゴール受付へ

 

スタート地点に戻り、ゴール処理(ブルベカードに時刻記入とか)して初出走のブルベは終わりとなった。

 

結果。

202㎞

10時間30分完走

 

初めてにしては上手くやれた(と思う)